産後うつ病など、産後のメンタルダウンしているママたち、親戚づきあいに悩んでいませんか?
義理の実家の両親や親戚はもちろん、実の父や母、きょうだいからも、産後のココロとカラダのつらさを理解してもらえずに、涙を流している人が、少なくありません。
また、おおじいちゃんや、おおばあちゃんが一家の権力を握っているような、家制度が色濃く残っている地方の地域では、
精神疾患への偏見があったり、お嫁さんの産後のこころの不調に理解がなかったりします。
お盆や正月、法事やなんだと、家の行事に参加することを求められるのは、本当にきついですよね(TT)。
そこで、古い家制度によって、心が押しつぶされている産後うつのママたちに、3つの対処法とエールをお伝えします!
先祖代々の根深いお家の問題は、すぐには解消できないかもしれないけど、
大事な今を生き抜くためのヒントになれば幸いです。
こういう内容と、ユーチューブでもしゃべっていますので、ぜひチェックしてください!
https://youtu.be/e8DUG9zQzUs
1.自分ファースト!行きたくなければ行かない。嫌われ役は夫婦で担う
ものすごく単純なことですけど、親戚づきあいの場に、行きたくないなら、行かないでよし。
今は、何もよりも自分ファーストで。
まじめな方は、ここで罪悪感が出てきますが、その人たちにいい子を演じて無理する必要はありません。
そして、行かないという意思は、『夫婦の意見』として、親戚にお伝えしましょう。
そして、それを伝える役目は、夫さんが担ってほしいと思います。
この、『夫婦の意見』として、という所が大事です。
「私たちは、こうします」という意思表示をすることは、自分たちより上の世代との決別、
親離れをして、夫婦として新しい家族の単位を作る事になるからです。
これは、親族間の健全な境界線で、夫婦が新しい世帯として自立していくうえで、必要なことです。
境界線を引くことは、お別れでもあるので、寂しさや悲しみ、そして罪悪感も出てきます。
これは、家族としての成長痛のようなもの。
その心の痛みは、夫婦として成長する上で避けて通れない体験です。
嫌われ役は、夫婦で担いましょう。
そして、親戚からの批難や攻撃に立ち向かい、矢面に立つ夫さん。あなたは確実に妻のヒーローです!
そして…嘘も方便。
丸く収まるなら、行かない理由なんて、いくらでも作ってしまいましょう。
2.心のシャッターは閉店ガラガラ。鉄仮面をかぶる
それでも、お葬式だとか、避けられない親戚づきあいもあるでしょう。
また、行かない方があとあとメンドクサイので、参加せざるを得ない事情の方もいるでしょう。
そういう時には、心のシャッターをぴちっと閉めて、
何を言われても受け流すマインドで臨みましょう。
最低限の、社交ができればそれでよし。当たり障りのない返しができたら、パーフェクト!
だいたい、余計なことを言ってくる親戚というのが、一人や二人はいるものです。
なるべくその人たちとの絡みは避け、
鉄仮面をかぶっているつもりで、パキーンと跳ね返しましょう。
赤ちゃんのおっぱいやオムツのお世話のふりをして、別室でたくさん休憩してください。
3.親戚の行事の後には、お休み期間を設ける
これは、実際に産後うつ経験者のお母さんから教えていただいたことですが、
避けられない親戚づきあいの後には、あらかじめ完全にお休みの日を作っておくこともおすすめです。
どんなに心のシャッターを閉めていても、やっぱり心をまもること自体にエネルギーを使いますし、
赤子を連れての行事参加は、からだも疲れます。
だから、その後は、心も体も休める期間として、何も予定を入れない日を作っておくと、安心ですよ。
今のあなたに必要なのは、ちゃんと寝る事、食べる事。
息をしているだけでOKと、自分を許すこと。
無理は禁物、お休みは大事です♪
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ということで、今回は、ご親戚との関係があんまり良くない人に向けた内容ですが、
もし味方になってくれて、支えてくれる親族がいるなら、それは本当に心強い存在です。
親族とのお付き合いにも、正解も不正解もありません。
絶縁したっていいし、サポートをたっぷり受け取ったっていい。
「自分はどうしたいか。」
これを一番大事に、心地よい距離感を探していきましょうね。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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カウンセラー歴15年
妊産婦専門の臨床心理士・公認心理師による
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自分と家族への愛が深まります