産後クライシスに効く!夫婦づくりワークショップ②

産後クライシスに効く!産前・産後の夫婦づくりって?

目次

夫婦関係にコミットメントしているか

夫婦療法という、夫婦の問題を扱うセラピーにおいて、
セラピストが、最初に査定、アセスメントすることがあります。

それは、

「夫と妻は、それぞれ夫婦の問題に取り組む意欲がどれくらいあるか」

「夫も妻も、”ふたりの関係”に問題があると、思っているかどうか」

です。

これは、「問題の中身」と同じか、それ以上に大切なポイントです。

夫婦という関係に、どれくらい関心があるか、エネルギーを使う気があるか、手間暇をかける気があるか、です。

コミットメントとは、日本語では「自己投入」と訳されたりしますが、
夫婦関係にコミットメントするとは、主体的に、夫婦の関係を良くしていきたいという意欲・姿勢をもつことです。

例えば、

「女の人は、産後はイライラしやすいんでしょ?だったら、マッサージ代でもあげるから行っておいで。」という夫の言葉。

これは、一見、妻への優しさのように聞こえます。

しかし、この夫には、夫婦の「コミュニケーションがうまくいっていない原因は妻にだけある、自分は悪くない、という認識があります。

つまり、妻がイライラしているということを、「わたしたちごと」「夫婦の問題」として取り組む姿勢にかけています。

だから、上記のような夫の言葉をかけられたとき、妻はありがたく思わないことはないが、モヤモヤ感や、「的外れ!そういうことじゃないの!」と怒りすら感じるかもしれません。

妻は、なぜモヤモヤするのか自分でもわからず、表面的にはとりあえず「ありがとう…」と返しますが、言葉の裏には、理解されない悲しさや、あきらめ感が漂います。

すると、妻の様子に、夫の方も、「ん?なんでもっと喜ばない?何か悪いこと言った?俺の提案はだめだった?」と、不全感が残ることでしょう。

産後クライシスの、表層の問題と深層の問題

さて、このような夫婦の深層には、どんな問題が埋まっているのでしょうか。

実は、「夫婦関係の深層に埋まっている問題のトップ10」というのがあります。
詳しくは、ワークショップでお伝えしますが、一つだけ紹介すると、

「お互いに受容されること」。

妻は、イライラしている自分を、夫にただ理解されて、受け入れてもらうことを、求めているのかもしれません。

また、夫は、自分の思いやりや、善意を、受け入れてもらうことを、求めているのかもしれません。

この夫婦は、「お互いに受け入れてほしい、という気持ちが満たされていないんだ」と、認識が持てるようになると、きっと会話が、二人の間にある空気が変わります。

このような、関係性の問題について、共通の認識をつくっていくことが、「夫婦づくり」の肝なのです。

このワークショップでは、今のご夫婦の関係を、さらに深め、関係の質をレベルアップすることを狙っています。

産前・産後に、夫婦でこのような取り組みをすることは、
個人の人生においても、
夫婦関係をよくする上でも、
家族の情緒的風土を育むうえでも、多大なメリットがあります。
そして、楽しいんです!!

興味あるな~っという方、ぜひご参加ください!
援助職の方も、大歓迎!お待ちしています♪

産前・産後にはじめる!夫婦づくりワークショップ

日時2018年10月2日(火)10:00~13:00
場所:きさいち邸むすび (交野市。京阪電車の「河内森」が最寄り)
料金:\3,000
申し込み:フェイスブックのイベントページの参加ボタンを押す、またはお問い合わせフォームまで。
*お子様連れはOK。集中して取り組みたい方は、お預けられることをお勧めします。

また、日程が無理、遠いから無理、という方は、「夫婦づくり個人講座」として、出張で、同じ内容をお伝えすることもしています。(2時間30分、¥5,000+出張費)
こちらに興味のある方も、メッセージください!

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