こんにちは、大阪で産前産後の女性専門カウンセラー/臨床心理士の藤澤真莉です。
今、やりたいなーと考えているイベントのテーマがあります。
・ママ友づくりが苦手!一体、どうやって仲良くなったらいいのやら。
・女子グループが恐怖。でも、日々の亊を話せる友達は欲しい。
・子育て広場や、ママ向けイベントに行くことに、とても緊張する。
といった、ママ友づくりが苦手な人、地域とつながることが怖い人のための何かをしたい。
なぜなら、私がそうだったから。
一人目を妊娠しているときは、「ママ同士のランチ会なんて死んでも行かない。」と、本気で思っていました。(今は、めちゃくちゃ行くけど。)
当時は、同じくらいの子どもがいるというだけの共通点の人と、何を話せばいいのかわからなった。
また、メディアで”ママ友”が取り上げられる時には、非常にネガティブな側面がクローズアップされる。
ママ・カーストとか、ママ友地獄とか・・・「ママ友、怖い~」と思っていたし、どこかで「女同士の暇つぶしには付き合えないわ」という、変なプライドもあったと思う。
おまけに、「私は楽しそうな女子グループからは嫌われる」という、自分自身についての思い込みがありました。
実際に、子育てが始まって、半年くらいはママ友はいませんでした。
結婚してから住んでいる地域に、昔からの友達はいません。
家の中に、子どもと二人きりでいることに耐えかねて、
勇気を振り絞って、子育て支援センターに行ってみた。
でも、ほかのママに、話しかけていいものやら・・・
いや、いいんだけど、「お子さんは、何か月ですか?」くらいしか、話しかけることが思いつかない。
なんだか、色々緊張して、疲れて帰ってきたのを覚えています。
親子のための居場所やイベントに、来れるお母さんは、出てくるだけの元気がある人。
心や身体がしんどい人や、関係づくりが苦手な人は、こういう場にはあまり出てこない。でも、私はこういう人とこそ会いたい。
こういう人は、どこにいるんだろう・・・?
家でしょ!
家にこもっている人に、アプローチするのは難しいなぁ。
ググって、たまたま私のことを知ってくれたらいいなぁ。
ということで、ブログで、このテーマについてもぼちぼち発信していこうと思います。
ちょうど昨日、図書館で見つけたこの漫画をご紹介。
とっても、面白く、共感することがたくさんありました!
産後の入院中から、ママ友をつくるきっかけを探して、ドキドキ、ヤキモキしたとか。
公園デビューしようと思って公園いったけど、誰もいなかったとか。(笑)
ママ友ができなくて悩んでいる方に、悩みを笑えたり、自分だけじゃないと思えたりすると思うので、おススメしたい一冊です。
ママ友づくり苦手さん、大人のチャムシップ作ろう
それで、今、ママ友づくり苦手さんに向けた、何かしたい。
ワークショップ?セミナー?お茶会?具体的にはまだ見えていないけど、そのために、色々アイデアやネタを温め、切り口を模索しています。
私は、「こんなことやりたいな~」と思ってから、それを実行するまでめちゃくちゃ時間がかかるんです。
産後クライシスのワークショップのアイデアなんて、実は1年半近く温めていたんです。自分でも、「温めすぎでしょ!」と思います。
だから、今回は未完成のアイデアでも、どんどん書いていっちゃいます。
そうした方が、早く実行できるんちゃうかと、思うので。
大人のチャムシップ形成をサポート
チャムシップというのは、児童期後期から思春期にかけて、同性・同年齢の者同士でつくる友人関係のことです。
ハリー・スタック・サリバンという、有名な精神科医の人が最初に言い出しました。
サリバンは、「子どもの心は、家庭で必ず何かしら歪む。その歪みを、チャムシップの中で気づき、修正していくのだ」と考えて、心の育ちにおいて、チャムシップを重視しました。家族以外の人との親密さや、相手を思いやる気持ちは、チャムシップを通して学びます。
そして、私が思うに、ママ友づくりが苦手だと感じる女性は、思春期のチャムシップ形成に、なんらかのつまづきがある人が多いのではないかと思います。
思春期では、同族性・同質性が、チャムを結んでくれます。(同じ学校、同じクラス。同じ文房具、同じアイドルが好き、など)。
チャムシップには、同質性とセットで、”排他性”もあります。
自分たちの世界に、「自分たちとは違う属性の者」が入ってくることを拒みます。
「外の人」を排除する力が働くのと同時に、チャムの中では、同調プレッシャーが強く働きます。同調プレッシャーとは、「あなたと私は、同じだよね!トイレは一緒に行くよね!」と、相手に、自分と同じであることを求めることです。
そして、「一緒にトイレに行かなかったら、仲間に入れてやんないぞ」という脅し付きです。
こうやって、自分たちのチャムシップの輪郭を、明確にしています。
ママ友づくりというのは、ベースに、チャムシップを形成する力がいると思います。しかし、思春期と違う所は、「多様性を認め合える、違いをぶつけあうことができ、楽しめる」というより成熟したチャムシップ、チャムグループの形成が大事になります。
これを、グループの発達理論では”ピア・グループ”といいます!
子どもが、女の子だろうと、男の子だろうと。
年収がいくらであろうと。
自分の職業、夫の職業がなんであろうと。
住んでいる地域がどこであろうと。
自然派さんだろうと、バリキャリだろうと。
多様な価値観を認め合えて、そのうえで、共通するところはつながり、一緒に時間を楽しめる。そんなママ友関係が、あったらよくないですか?
行きたくないランチは断れる。でも、仲良し。
興味のない話題で、一緒に盛り上がれない時もある。けど疎外感はない。
育児について、自分の考えを言えあえる。
もちろん、気の合わない人と、無理に仲良くする必要はないんだけど、
「私にとって居心地の良い関係」を、ママ友を通して体験できたら、
育児のストレスや孤独感は減らせるし、
家族が地域に根を張ることにもつながるんじゃないかと思います。
ママ友づくりが苦手、と言う人にも、色んな方がいると思うので、まずは自由にこのテーマで話せるような会からやろうかな!
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