夫婦カウンセリングモニターご感想:誠実・堅実な心理療法とは。

こんにちは、大阪で産前・産後の女性専門カウンセラー/臨床心理士、(公認心理師)の藤澤真莉です。

あきらめ夫婦限定で募集した、夫婦関係についてのカウンセリングモニターさんから、ご感想をいただきました。

うちの夫婦はなかなか一筋縄ではいかないと思っていたので、
3回のセッションで「変わる」まではたどり着かないだろう、
それでも何かきっかけだけでもつかめればと思い、依頼させて頂きました。

ですが、結果、変わりました!
変わるところまでたどり着きました。
私の理想の関係にはまだまだ遠いのですが、
これからそうなれるような気がしています。

夫婦関係を良くするために、
私が変わらないといけないとは思っておらず、
夫にたくさん変わって欲しいと思っていました。

でも、お話をしているうちに私も変わりたいと思えるところが自然と見つかり、
それを実行すると夫の態度がすーっとすんなり変わりました。
嬉しい!

今まで、自分が夫に対して常にファイティングポーズ(防御しつつ、いつでも攻撃してやる!の状態。笑)で構えていたことに気付きました。びっくりしました。

夫婦のことをトピック的に他人にしゃべることはあれど、
お互いの歴史や家庭環境、お互いが経験してきたことなど総合的にすべて話せたとによって、
大切なことがはっきりして気付きがたくさんありました。
私にとって、とてもいい経験でした。

お話していると、「それはこういう状態なんだよ。」と、言ってくださる数々のことが、
占いみたいな感覚でびっくりするが多くとても面白くかったです。

でも、臨床心理士さんの言ってくださることなので、根拠があり、分かりやすく説明してくださるので腑に落ちました。

人生の中で夫婦関係が幸せであることが私にとってはとても大切なことです。
なので、今回のセッションで手にしたものは「幸せ」と、もっと大きな幸せにつながる「種」だと思いました。

夫婦関係に限らず、何かあればまた話を聞いて欲しいなと思います。そう思うことが精神的なお守りになる気がします。

『産後クライシスをのりこえる!夫婦づくりワークショップ』を受講後、モニターとして、個人カウンセリングにも申し込んでくださいました。丁寧なご感想をいただき、また励みになるお言葉に、感謝でいっぱいです!

誠実・堅実な心理療法って?

私は、「誠実・堅実な心理療法」って、自分で謳っています。
心理療法やカウンセリングにおいて、誠実・堅実とは、どういうことなのかについて、私なりの考えを書いてみたいと思います。

以下のことは、臨床心理士にとっては当たり前なことですが、
そうでない方にとってはご存じないのでは。

1.治療契約をすむぶ、治療目標をさだめる

「カウンセリングって、話を聴いてくれるだけでしょ?それで、どうしてよくなるの?」という疑問、懐疑をお持ちの方は多いと思います。

私は、治療的な関わりをする前に、「私と心理療法をするには、このようなルールがあります。このルールの中で、関わります。」という枠組みを、ご説明して、同意していただいています。

次に、どんなご相談かをお聴きします。丁寧に相談内容をお聴きして、私がその悩みに、役に立てそうか、判断します。
そして、どのように役に立てそうかを、クライアントさんにお伝えします。
「カウンセリングを受けた結果、どうなりたいか」という治療目標を、クライアントさんと一緒に考えます。
治療目標を共有できた時点で、治療契約をむすびます。

プロの心理士なら、この手順は、慎重に大事に踏みます!

2.心理療法を神秘化しない

私は、治療的な介入をするときには、
可能な限り、その方法論や根拠をご説明します。

心理療法において、セラピストのセンスっていうのは絶対にあって、
私も、クライアントさんの話を聞いている時に浮かぶ、自分の直観とか、感覚は、とても大事にしています。

だけど、それを神秘化して、自分のセンスだけに頼るのは、危険であるとも思っています。
クライアントさんの心の構造や発達段階、精神疾患について、知識がないと、また介入についての方法論を知っておかないと、良くならない方がいます。

私にも、私に合う得意な心理療法と、できない心理療法があります。
役に立てる人と、立てない人がいます。

だから、クライアントさんには、私が介入する意図や理由は、なるべく理解、納得していただけるように、理論的根拠を説明しています。

3.無駄にカウンセリングを長引かせない

私ね、虫歯の治療で、無駄に何回も通わせる歯医者さんは嫌いなんです!
誰にでも回数券を売りつけてくる、整体院とかも嫌いなんです!

いや、何回も通わせるちゃんとした理由があって、説明してくれて、私も納得できるならいいんですよ。だけど、世の中には不誠実な人もいるじゃないですか。

それと同じで、自分の金銭的利益だけしか考えてなくて、あるいはセラピスト自身の自己愛や承認欲求をみたすために、クライアントさんを利用し、いつまでも手放さないような、カウンセラーはだめだと思っています。

私の嫌いな言葉は、「搾取」と、「大人の事情」。

治療目標が達成できたら、「よかったね~」って、喜んでサッと終結する!

治療の継続を提案するときは、「私は、あなたの○○という点に、まだ役にたてることがあると思う」と、その理由を説明します。

たまにね。。。言語道断なことをする心理カウンセラーもいます。
カウンセリングの中で、クライアントさんが、セラピストに恋愛感情を抱いたり、とても依存したい気持ちになることがあります。セラピストのことを、理想化したり、カリスマ的な存在のように思うこともあります。

プロの心理カウンセラーなら、このようなクライアントさんの感情(恋愛性転移、とか、陽性転移、といいます。)を、適切に治療的に扱えるようにトレーニングを受けています。


が!この気持ちを利用して、クライアントさんと、性的関係をもったり、プライベートな関係に侵入したりする輩がいます。
これは、アウトですから!当たり前なんですけどね。

心理カウンセラーとか、相談業務って、
なんの資格がなくても、やっていいことになっています。
「今日から、私はカウンセラーです」と言ってしまえば、誰でもなれます。

だからこそ、実力を磨くのと、コンプライアンスは大事にします。

今回、上記のようなご感想をいただき、
嬉しいのと同時に、改めて「誠実に、堅実に」仕事をしようと、思った次第です。

モニターは、あと少し募集していますので、ご興味あるかたは、ご連絡ください!詳しくは、以下のページをご覧ください。

https://f-maternal.site/2018/11/04/300/

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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