藤澤 真莉(ふじさわ まり)
臨床心理士/産前産後専門心理カウンセラー
<プロフィール>
- 神戸大学発達科学部 卒業
- 大阪大学大学院人間科学研究科 卒業
- 大阪府立精神医療センター松心園 心理士・・・自閉症や発達障害のお子様の発達検査、療育をする。
- 国立病院機構刀根山病院 心理士・・・神経筋難病の患者様やご家族の心理支援をする。
第二子の妊娠をきっかけに退職する。 - 2017年 ふじさわマターナルカウンセリングルーム 開業。
<なぜカウンセラーになったの?>
私は、子どもの時から、「無人島に、一匹だけ動物を連れていくなら、何にする?」というような、遊びでする心理テストが、なぜわかるのかか気になり、興味がありました。また、友達から打ち明け話をされた時に、「真莉ちゃんには話しやすいわ」と、言われたことがとても嬉しかった、という経験があります。 小学校、中学校と、学級崩壊している荒れた学校だったため、女子同士のいじめや人間関係に悩みました。学校が好きじゃないのに、不登校になる勇気もなかったのです。
ひたすら優等生になることで、周囲の人から一線を隔そうとしました。今思えば、本当の自分の気持ちは見ないようにして、自分に金メッキを塗って、見栄えの良いハリボテを作っていくような努力でした。だから、周囲からは優等生として扱われる一方で、常に自分に自信がなく、不安や苦しさがありました。
そんな中、
- 自分がなぜ苦しいのか、まずは自分を理解したかった。
- 世の中をスイスイ渡っていける人より、不器用に悩みながら生きている人の方が、人間らしくて好きで、興味があった。
これらのことから、心理学を勉強したいと思いました。
高校生の時に、臨床心理士という資格があることを知り、「私がなりたいのはこれだ!」と、臨床心理士になれる大学、大学院を目指しました。
<開業へのおもい>
大学院を卒業してから、ずっと病院の中で、心理士としての経験を積んでいました。
今は、結婚して、二児の母親でもあります。第一子の妊娠中に、絨毛検査(出生前診断の一種)を受けるた時、夫と意見の食い違いが生じました。この時、「本当に大事な亊を、夫婦で話し合うって、難しい」と感じました。また、お腹の赤ちゃんに障害があるかもしれない不安も重なり、精神的なサポートが欲しいと思いました。
この経験がきっかけで、妊娠中や産後の女性のメンタルヘルスに関心を持つようになり、勉強しはじめました。
第二子の妊娠中に職場を退職し、これからは、産前・産後の女性の心のサポートをする仕事がしたい、自分らしく、やりたいことにチャレンジしてみよう、と思い立って、開業しました。
そのために、心理カウンセラーとして、産前・産後の心の悩みをもつ女性のお役に立ちたいのです。